2012年08月20日

津波のあとの時間割

昨日は、震災後の石巻市門脇小学校をテーマにした映画を見に行ってきました。

石巻を一望できる日和山には、多くの人が訪れます。

日和山から海側にまっすぐ見えるエリアが門脇町、南浜町で、津波で家々が全壊してしまった石巻の中でも被害が大きかったところのひとつです。
そのエリアに位置する門脇小学校は、日和山のふもとにあります。
校舎は津波とその後の火事で使用できなくなり、今は高台にある門脇中学校に間借りしているそうです。

この映画は、門小3年生が総合学習の時間に「よみがえれ 石巻」をテーマに、自分たちが住んでいたエリアをどのように再生させていくのか、津波からどう守っていくのか、話し合いながら1年間取り組んでいく様子をカメラに収めたドキュメンタリーです。


映画は記録映画に近い形で、子どもたちの震災後1年間を垣間見ることができます。

仕事柄、産業の復興にどうしても視点がいきがちですが、人々の生活があって、子供たちが安心して暮らせることがまず第一だということを改めて感じました。


この映画は、9月には仙台、その後、ほかの地域でも上映されるそうです。


また、同じ石巻市の湊小学校を舞台にした映画も東京で上映されているそうですね。
こちらは避難所として使用していた期間を撮影したドキュメンタリーです。
「石巻市湊小学校避難所」


こちらもいつか、見に行きたいと思います。










Posted by wakame at 23:35│Comments(0)
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